唯一無二と称される製品をつくり、世界中の医療従事者に貢献したい 研究開発部 白井 裕二

医療に貢献する喜びが、仕事の中にある。

研究開発部に所属し、新しい麻酔器や人工呼吸器の設計、開発、ならびに既存製品の改良に携わっています。ひとつの案件につき5人程度のチームとなり、リーダー1名、機構担当2名、電気担当2名というのが基本的なメンバー編成。私は主に、呼吸器の筐体や各部位のデザインなど機構部分の設計を担当しています。
自分の設計、開発した製品が、実際の医療現場で役立っていると聞くと、この上ない充実感を感じますね。医療機器は薬事申請の認可がおりるまで手間と時間がかかり、開発職にも粘り強さが求められます。だからこそ、任務を成し遂げたときの達成感は格別です。


粘り強く業務に臨む姿勢を、若き日に培った。

入社して10余年。色々な出来事がありましたが、特に印象に残っているのは初めての「EMC(電磁両立性)試験」です。あれは、たしか入社2年目のこと。新しい規格での麻酔器を開発するにあたって、電気機器が機器内部および外部からの妨害電磁波に対して、その機能・動作が阻害されないかを測定する耐性試験を行うことになりました。当時は縁あって、山形県米沢市まで出張することに。ところが、基準に合致するデータがなかなかとれず、業務が完了したのは2日目の深夜。1泊2日の予定が2泊3日となり、トンボ返りで会社に戻りました。ご当地グルメを楽しみにしていただけに、残念至極…。しかし苦難をいとわない姿勢は、このとき芽生えたのだと思います。


医療に欠かせない唯一無二の製品を届けたい。

アコマの研究開発スタッフは、自身の志向にそった外部の研究プロジェクトに参加しています。私にとって有意義だったのは2011年に参加した「人工呼吸器に関する医療事故を防止するための安全管理支援システムの開発」。呼吸器の警報機能を視覚および聴覚からもわかりやすく伝えることを主題に、自動車関連メーカーや電機メーカーといった他業種の方々と1年の月日をかけて試作品を完成させました。もちろん、この成果を会社に持ち帰り、実際の製品に昇華させようと頑張っているところです。 数年スパンで進化する医療機器。いつかは自分のアイデアが盛り込まれた唯一無二の製品を開発し、世界中の医療現場で役立ちたいと願っています。


白井 裕二

2003年入社。高校時代、祖父の入院をきっかけに医療機器に興味を持つ。大学では「スターリングエンジン」の研究に没頭するものの、就職先は医療機器メーカーと決めていた。第一志望のアコマの面接試験では「僕を開発職で働かせてください」と熱っぽく訴える。サッカーの盛んな埼玉県在住。小・中・高校までサッカー部に所属していて、休日にはフットサルに興じる。