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様々な麻酔方法~吸入麻酔~

コト 10

麻酔には様々な種類がありますが、現在最も広く使われている麻酔方法である吸入麻酔に関してご紹介します。
吸入麻酔とは、麻酔ガスや液体の麻酔薬を気化し、ガス状態で吸入させる方法です。気化された麻酔薬は肺から血液中に取り込まれ、脳・中枢神経に作用し、麻酔がかかります。麻酔ガスの吸入を止めると、麻酔薬が排出され、麻酔から覚めていきます。手術中は麻酔深度を調節しながら、麻酔薬は酸素や空気との混合ガスとして身体に取り込まれ、常に体内で代謝・排出されるので、手術中継続して投与します。

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